ロルフプラクティショナーしずの日記

2011-11-05 10:36:00

腰はかなめ (東西巨匠の共通点)



アイダ・ロルフ博士は、東洋的なからだの見方を知っていたのだろうか?


筋膜リリースWS後、同時期に同じ事を知るとこになり

野口整体との共通性に驚いた、今回の気功の学校。

(私の気功の先生は、野口整体の考えを多く取り入れています)


思想としては、人間のからだとその人の可能性を信じて、それが表出してゆくことを目指している。 (と私は思っている)

余談だが、私が学んだ中では、色彩心理学者の末永先生の色彩セラピーの根底にある考えとも同じだ。
何か決まった形があって、それに人間を整えていくのではなく
その人が持って生まれた原型(素質)を大切にして、それが全力で生かされることを期待している。
「人間の可能性を信じきる。」 それを、末永先生から学んだ。

人間の観察を極めていくと、やはり行き着くところは同じなのだろうか。



ロルフ博士や、野口先生は人間のからだ(野口先生は気質なども)を非常によく観察されて

自分なりのユニークな理論を発見された。

いまだに、この独自性を超える発見はないのではないだろうか。


そして、この2人が「腰」に注目しているのがおもしろい。

東洋の文化では、馴染みのあることだと思うけど、ロルフ博士もそこに注目していた事が

私には面白いとおもった。


気功の学校で今回私が学んだ事は 「腰を柔軟にして、腰から動くと小手先の動きではなく

楽に全力で動ける。」 ということ。

腰の柔軟さは、人生を柔軟に生きることへもきっとつながる。 せっかくの人生、楽に全力で生きたい。




今回学校で購入した松村さんの太極拳のDVD。

一度挫折した太極拳だったけど、準備運動編がとても丁寧でわかりやすく

これなら、もう一度太極をやれそうだと思った。

知らないうちに、太極拳ができるようになっている準備編、いいです!

昨日ちょっとやっただけなのに、一日たっても腰から歩けている。

腰から動く からだの感覚を育てるのにもよさそうです。




まだいっぱい書きたい気持ちがあるけど、

私の中で渦巻いている感動をしばらくあたためておきます。