ロルフプラクティショナーしずの日記

2014-07-06 15:00:00

癒えるときに必要なこと

先日の枇杷の葉温灸の手当講座で話されていたことで、心に深く残ったことがあります。

手当の勉強会に来る人は、自分や家族が病気を持っていて「病気治し」が目的であることが多いそうです。

ところが、痛みや不調をなくすことを目的にすると、「不調」や「病気」に余計 ”焦点” を当ててしまう事になる。

それは結果を求めて、頑張りストレスになってしまいます。(逆方向ですよね)

「手当」は自然療法です。すぐに結果は出ません。時間が必要です。

治すというより、”本来持っている自然の働きに戻す” ことを目的としています。



手当て一番大切なのは「気持ちよくできること」

気持ち良いところを手当していって、痛いところはオマケでする。くらいが丁度良いそうです。

ツボの本とにらめっこして、寸分違わないように・・とお灸するより、なんとなく手がすっと行く場所や気になるところ

気持ち良いところにお灸する方がずっと効果があるということです。


「気持ちよいな~」と感じているときには、からだに素晴らしい変化が起こっていると思います。

そして食事にも同じことが言えて、いくら玄米がからだにいいからと言っても、おいしく食べられなければだめ。

玄米の正しい食べ方は、「おいしく食べる事」だそうです。
美味しくたべられたときは、体にとってものすごい力(生命力)になるのだそうです。

それには、おいしく炊ける塩梅を実践しながら自分で見つけていくのが良いようです。

「気持ちよさ(おいしさ)が基準。」

からだの自然が教えてくれるんですね。


すぐにがんばる路線に乗ってしまう、自分の軌道修正になりました。