しずさんの日常とロルフメソッドのこと
楽しみにまってるよ♪

 
 今年の梅仕事も、一気に2~3日で終えた。
 
 梅酢が上がって来たら紫蘇を入れて、土用が来たら干す仕事。とまだ続く。
 
 今年は自然栽培の立派な梅で梅干し5キロ。少し遅かった青梅でシロップ3キロ。
 
 それから、初めてらっきょう漬けを作りました。
 
 らっきょう漬けは夫の好物。
 
 私の母がよく漬けていたが、私は苦手でごく最近まで食べられなかった。
 
 いつももらったら、夫がよろこんで全部食べてくれた。
 
 ところが・・今年、ふと気が向いて食べたら「おいしかった」のである。
 
 ふしぎ。
 
 味覚、好みって体質が変わるとどんどん変化する。
 
 子供の頃食べられなかったものが、(嫌いだったものも)
 
 おいしく感じたりする。
 
 
 それで、初めて作ることにした。
 
 塩漬けしていると、ぷーーんとらっきょうの香りが部屋に漂う。
 
 「今年はラッキョウを漬けたよ。」と夫に言うと
 
 
 「楽しみにしとるよ。」
 
 と返事が返ってきた。
 
 
 ほー 私が作るもので、こんな言葉をもらうものはそうそうない。
 
 その言葉で、もうラッキョウがおいしくなった気がした。
 
 楽しみに待たれていると、もうそれだけで、
 
 梅干しも、お味噌も、シロップも、お漬物もおいしくなってしまう気がする。
 
 発酵食品は特にそんな気がする。
 
 こんなに楽しみにてもらえるらっきょう。もっと早く作るんだったな。
 
 このラッキョウは、幸せだ。
 
 
 以前お世話になった、お料理教室の先生がおっしゃた言葉を思い出す。
 
 「自分が食べないからといって、作らないのは違うんだよ。」
 
 「自分が食べなくても、家族のために、誰かを思って美味しく作るのが愛情のこもった手料理なんだよ。」
 (うろ覚えだけどこんな言葉だったと思う)
 
 先生は確かに、自分の嫌いなものも とても美味しく作ってくださった。「あんたたちが、好きでしょ」って。
 
 その反対に、自分は食べたいけど、家族が嫌いだから作れなくなった料理 がある。
 
 それも我慢しないで、自分がおいしくいただきた時は作ってもいいかな。とおもう。
 
 一緒に食べていると、嫌いでも口にしたことのある味って、いつか将来おいしくなる事だってある。
 
 
 とにかく「楽しみにまっている」ということ。
 
 楽しみに待たれていることに、すばらしいエネルギーを送ることに気づきました。
 
 成長や発酵を促し、出来栄えを予想以上に育てるのではないかと思います。
 
 子供たち、家族、自分にもこのように接していたいなぁと思いました。
 
 
 
 
 金沢市の自然療法サロン 
 ボディーワークスペースSeeds(シィーズ) 
 
 
 
 
 
 
 
  


