しずさんの日常とロルフメソッドのこと
身体との対話こそセルフケア
梅雨に入って、雨で毎日の散歩の回数が減りました。
でも、雨だから歩けない。と決めたのは誰?
思い込みを外してみた。
多少濡れても、雨の日には雨の良さがある。
不意の雨もよしとして、晴れ間に久しぶりに散歩しました。
歩くことは、あたまのリフレッシュ。
考えがスーッとまとまったり、新しいアイデアが生まれたり。
それから、身体の感覚を感じるために歩くこともあります。
昨日は、違和感のあったところを自分でリリース調整したら、広範囲でからだの動きが良い感じになったので、
全身のつながりを歩きの中で感じてみたくて歩き出した。
歩き出すと、脚が勝手に振り出して前に進んでゆく。
歩くと全身の繋がりがスムーズでない所がわかるし、一時的なアンバランスなら、歩くだけでバランスされる事も多い。
調整後の新しいバランスの中で、だんだん動きが少ない所を発見!
右側は滞りなくスムーズに足が出て、地面から伝わった力が上半身に伝わり頭までのしなやかな揺れがある。
一方で、左は足首、膝、股関節にわずかな違和感があって右よりうまくいってない。
いつもならこうした部分に注目が行きがちだけど、今回は、動きが起こり始めるコアの動きが少ない事に気づいた。
左の大腰筋が右よりあまり働いていなかった。
そこで、動きの再学習。
左の大腰筋の動きを何回か大袈裟にして、歩く感覚がその動きを学習した頃に普通に歩き出すと
もう、足裏の着地する位置が変わり
膝や関節の違和感は消えて左足〜頭までの
スムーズな動きが生まれていた。
違和感があるとついつい、マッサージやストレッチしてその場所をほぐすことにばかり気が行くけれど
脳が新しいからだの使い方を学習していないために
痛みや違和感がでている事の方が多いかもしれない。
末端や部分の違和感も、全体の動きから観てみると
その違和感は、その場所ではない別のところ
特にコア(骨盤や背骨)の動きと関係している事を
改めて発見した、からだとの対話の時間だった。
さんぽは発見とリフレッシュの場。
自分の身体と対話するのに最適です。