しずさんの日常とロルフメソッドのこと

2010-09-19 00:41:35

立ち止まる~今ここに~

今日のトリートメント講習を終えて気づいたことを書いておきます。


車でいつも走る道をゆっくり歩くと見えてくる風景があるように

普段突っ走らせているカラダも、
スローダウンすると同じように見えてくるものがある。

カラダの場合は、自分でいままで気づけなかった
「疲れ」だったり「痛み」だったりするかもしれない。
時にはそれを通り越して、「発熱」なんてこともある。



実際に、数年間一度も風邪を引かないほど元気な(だと思っている)人が

初めての足ツボで発熱して寝込むこともある。(これは↑私の知人の例だ。)

彼女は発熱を恐れて、それ以来足ツボは受けていないだろう。



これは極端な例だけど・・・それはカラダからのメッセージ。


カラダは自然に治癒する力を働かせて、何とかバランスを取ろうとする。
だから、出てくる症状にいい結果も悪い結果もなく
バランスさせるためにそれが起こっているだけなのだ。



今日は自分の体の状態を再確認。

ヨガやストレッチでは感じられない、人の手によるトリートメントで
自分の気づかなかった痛みを発見。

「ここ、知らない間に無理させてたんだな」とカラダを確認できて
立ち止まって自分の状態を知ることができた。


立ち止まると気づく。気づくと目覚める。
目覚めると・・・カラダはある一定のところまでは自然に治癒していく。

その間隔はあまりあけず、やっぱり溜め込まない方がいいね。

寝込んじゃう前に気づきたい。


立ち止まる時間も大切にしよう。






2010-09-02 16:06:23

太極拳

武道が好き。
かといって、部活で弓道をしてた位で・・
ずーっと続けているものはない。
でも、あの空気がいい。


体幹を鍛えたくて合うものをいろいろ模索してる。

太極拳がインスピレーションで入ってきてたので、
きのう体験教室に出かけてみた。

先輩方のお話を聞くと、5年、数十年続けてる大先輩ばかり。
野外で優雅にやってるあの姿に憧れたけど
あれにたどり着くのはいつのことだろー。

でも、参加者の平均年齢60歳以上。
今から始めれば、遅くはないかも。
みんな優しくて、おだやかな空気が流れていたよ。
あんな、穏やかな木のように、歳とりたいなぁ。


最初の簡単な動きをしただけでも、気がめぐったのか
突然咳が出て、喉から何かが出て行った。

帰りには声の通りがよくなっていて
レイキでもいつも感じることだけど
気の流れが活性すると、声がとおるようになるね。
きもちいい。

さて、しばらくは教室探し。
時間、雰囲気、先生と相性のあう教室が
見つかるかなー♪

その前に、太極拳と相性が会うのか?だけど。(笑


2010-08-06 12:16:20

今ここ、いまどこ?

のみさんの「日本一わかる!セラピストのための解剖生理学」に行ってました。
東京は暑かったよ~

人間の進化の過程を体内に照らし合わせてみたり

自分で持っているからだのマッピングを書き換えたり

専門的なむずかしい講座ではなく、体験型解剖生理学講座でした。

のみさんのバックグラウンドからくる

独自のからだの世界と外の世界への見方が

私の中で散らばっていた「?」や断片的な理解に留まっていた情報を
つなぎ合わせる「のり」になってくれて
また自分の中のMAPが大きく、詳細になった感じです。

おかげで、筋膜リリースで学んだことの理解や
ヨガのポーズの意味も深まりました。


人間は複雑な生き物だから、どこからアプローチしても
必ずつながりを見つけることがきる。

一見離れて、無関係に思える遠い地点からでも
ダイレクトにそのポイントに取り組んでも

自分は ”今どこにいて、どこからポイントを探っているのか?”を
忘れさえしなければ、決してぶれてはいない。

虫の目になったり、鳥の目になったりしているうちに

いろんなことを発見して熟してゆくのだとおもえた。

万能の薬がないように、万能の答えもない。

自分が信じて、「今ここ」で取り組んでいる事柄に

真摯に向き合って誠実に答えていくこと。

それがなにより大切なのだと勇気をもらった講座だった。


ヨガ、ピラティスをされてる方、ヒーラーさん、ダンサーさん、
セラピストさんなどどなたでもお勧めの講座です。


この会の主催者で同じエサレンボディワーカーの
スペースUの千種さんも心地よい空間を作ってくださって、
ゆったり学べました。ありがとうございました!


来年は金沢にも来ていただけるかな?なんて思っています。







2010-07-08 21:38:34

ほどけるほどける 光の呼吸

↑なんだか、魔法のことばみたいですねー(笑
書いてて思いました。



今日はいつものヨガの時間に、イメージをたくさん取り入れてやってみました。

”制限は自分が作っているもの”なのだから

自分でほどく事も、緩めることも、伸ばすことも出来るはずです。

それで、いつものポーズをしている時に、

突っ張っていたり、固まっているなーと感じる所に

呼吸と光を入れて緩めたり、ほどいたりしてみました。

すると、おもしろいほどスルスルゆるんでいくのがわかって・・

意識をむけるのと、ただ動かしているのでは、全く違うな~と感じました。



これ、おもしろいので次回のレイキ交流会で

光の呼吸法とからだの感じ方を融合した、ストレッチ&呼吸法として

ご紹介してみたいと思います。


普通に呼吸を入れていくのもいいんですが、レイキの呼吸法で光を入れてい

くと効果倍増です。


個人差はあるでしょうが、セルフリリースに役立ちそうです♪♪



2010-07-05 09:18:16

自分の中の勝ち犬・負け犬

ゲシュタルトセラピーの百武正嗣さんの本を読んでいます。

「からだ」から今の心の状態を感じるのがゲシュタルト療法。

分析やアドバイスは一切しない。

自分のきづきが癒しになっていくことを大切にする。

からだは心そのもの。どうやって感じていったらいいのか・・という

ゲシュタルト療法の入門書だ。


エサレンのトレーニングの中で、ゲシュタルトセラピーのワークは体験していたけれど、
理論的に学んだり、文章化したものを読んでいなかったので
改めて確認することがたくさんあった。


本の中で、パールズが「勝ち犬=top dog」「負け犬=under dog
(正式にはbottom dog)」と呼んだ自分の中にある2つの心の状態が紹介されていて

最近の自分のテーマとつながり印象に残った。



「こうしなさい」「ああしなさい」と、いつも正しい事をいうトップドッグ。
「でものんびりしたいんだー。」と、いつもやろうと決めたことを
途中でやめてしまう負け犬のアンダードッグ。

この2匹はよくケンカします。

ほとんどの場合、2匹のゲームは終わらないのです。

私も毎日2匹のイヌの駆け引きを些細な事柄でもしているもんな。


勝ち犬は、思考の代表。人間の理性や社会規範に従おうとする「知性の声」です。

負け犬はからだの中に住んでいる心の声。
こころ、からだ、感情、直感などに従う、「ホンネの声」。


この2匹のイヌの吼え合いゲームを終わらせるには、

負け犬の声を認めてあげることにあるといいます。

実は、エネルギーを持っているのは負け犬の方で、自分の本音の方なんです。


勝ち犬の声は、赤ちゃんの時には聞こえません。

社会生活や家族の中で育つにつれ、居つくようになります。

社会や親の価値観が勝ち犬の声で、

負け犬の声が自分の本音や自分の価値観であるなら

勝ち犬の声だけを聞いていたら、一生負け犬はほえ続けることになります。


本当の自分の声(価値観)を受け入れた時、初めて2匹のゲームは終了します。


負け犬の方が実は勝ち犬なんですね!

ゲームはもうおしまいにしよう。



百武先生のワークショップが今年の秋ごろ金沢であると思います。
東京で受けたい方はこちらでどうぞ。
GNS(ゲシュタルト・ネットワークジャパン)


お勧めの1冊です

「気づきのセラピー ~はじめてのゲシュタルト療法~」

百武正嗣 著   春秋社発行


☆多くの方の人間関係で問題になる、「境界線」についてもわかりやすく書かれています。
境界線(バウンダリー)を知るだけで、ずっと楽になる人間関係もたくさんあります。




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