しずさんの日常とロルフメソッドのこと

2012-09-30 21:53:00

精油と歯周病


今朝、なにげなく新聞を見ていると、目に付いたのが

「バイオフィルムまで破って殺菌するのはリステリン!」

チモール、L-メントール、1.8シネオール、サリチル酸メチルの4種類の

薬用成分を配合したリステリン。 

と書いてある。

あれ?それって↑全部、精油の成分。タイム、ペパーミント、ティートリー、ウィンターグリーン(バーチ)に含まれている。(注:基本的にウィンターグリーンはセラピーグレード精油でも飲用はしません。)

そうそう!精油がウイルスや細菌に強いのは、バイオフィルムを壊すことができるからなんですよ。

(春のフレグランスジャーナルの、シュナウベルト博士のセミナーでお話がありました)


歯磨きをいくら一生懸命しても、お口の中の細菌は6割しか取れないそう。

それでも、化学薬品のマウスウォッシュを使うのは嫌だなーと思っていました。

人工的な味のマウスウォッシュが、ちょーにがてな私。(ガムも歯磨き粉も同じく)

広告のおかげで、自分で作れるんだー。と思い出しました。

それで、基材は何がいいかな、と考え始めて気がついた。


そーいえば、うちにあったんだ!地獄の辛さの精油のマウスウォッシュが!!

YLのシーブスのマウスウォッシュ。

シーブス歯磨き粉の刺激をさらに上回る、衝撃の辛さで1回使ってノックアウトされた代物。

主人は「俺は気にならないよ。」と使っていたっけ・・・


久々に使ってみると・・・やっぱりすごい味。ヤングさんはマズイサプリを作る名人らしいけど

マウスウォッシュもなかなかひどい。(笑)

書いてあるとおり、30秒クチュクチュできる人がいるのだろうか??

でも、先日6年ぶりの歯の治療で、歯周病対策が浮上してた所なので、文句を言ってられない。
(歯周病対策のために、抗生物質を3日間飲みますか?と聞かれたけど、絶対イヤ。)

激辛マウスウォッシュで歯周病対策します。(後味は残らないし、スッキリ度は100点満点)


でも、バイオフィルムを壊すのが目的なら、そんなすごい刺激的な精油でなくても出来そうなんだけど。
時間のあるとき、作ってみようと思います~。



 
2012-06-28 21:12:00

皮膚常在菌の活性と嗜好(たとえばアロマ)

 今日アロママッサージを受けてくれた友人が、精油を選ぶ時にとても直感的に自分で選んでくれました。(彼女もアロマセラピーを学んだ方です)

それがまた、私が普段使わなくて使い道に少々困っている精油シリーズで。

自分では思いつきもしない、精油が選び出され、そしてブレンドしてみると・・・

えーーっ なんと!とってもいい香~


彼女も「家だと、作用を頭で考えてしまって、なかなか決まらないのに、

なんだかここで今日は何も考えずに選べた!」というのです。

もともと感性が繊細な人ではあるのですが、今日は特別だったみたいです。

そして、「昨日から梅酵素をかき混ぜているから、皮膚常在菌が活性しているからかも!」

とおもしろいことを言ってくれました。(私はこんな会話が大好きですけれど 笑)

そうなんです、私は野草酵素のときに気づいたんですが、

毎日、野草の天地返しをすると、手がビリビリ振動を感じて、かぁーっと赤くなって驚いていました。

すごい元気な野生の氣を持っていたのです。それで自分も活性してました。

今回の梅も、自然栽培に近い状態でたくましく育った梅なので元気なのかも。

それが、エネルギーだけじゃなくて、常在菌の反応というのもわかる気がします。


私達を外部の細菌やウイルスから守る防御壁の皮膚常在菌。

私達と共生している菌群です。この菌群の構成は、人によって指紋ほど違いがあるので

たとえば、抗菌作用を持つ精油は、人によって相性があり、働き方にも違いが生じるそうです。

この人にこの精油はよく作用するけど、あの人にはそうでもなかった。という違いは

常在菌にも一因あります。


そう思うと、今日の彼女の精油選びは、「活性している皮膚常在菌のはたらき」なのかも。

ちょっとおもしろい角度から、個人の精油の嗜好を見た気がする今日の出来事でした。


さて、ちなみに今日のブレンドは・・・

ニアウリ、クローブ、ユーカリブルー、コパイバ、スペアミント

ちょっと甘くてすっきりのなんともいえないいい香でした~

やっぱり、免疫をもっと活性したかったの?!常在菌くんたちは。




2012-06-07 12:35:00

肝・腎デトックス

 
ここ数日来られるお客様は、むくみやだるさを訴える方が多いです。

昨日もそんな方ばかりで。やっぱり梅雨入り前の今の季節は、体調がそんな感じになるみたいです。

私もここ最近、珍しくむくみが気なっていて

肝臓や腎臓の働きを助けてあげる時期である事を、自分のからだで実感しています。


今月のメニュー肝腎デトックストリートメントで使う石を準備していて、おもしろいことに

ちょうど使われるのを待っていたかのように、腎臓の形の石がペアで揃っていました。

そういえば、以前からこのペアは、何か臓器の形に似てるな~と思っていたのです。

食事療法でも、腎臓の形に似ている小豆は腎臓のケアに良いとか。

自然はおもしろいシンクロを見せてくれます。


必要な手当てを、必要な時期に、必要な方に提供できるようにと

いつも月々の手当を考えるとき、宇宙に尋ねます。(大げさに聞こえるかもしれませんが・・)

宇宙からの答えは、ひらめきや書いたものから来る事も多いですが自分のからだからも

答えがやってきてるんだわーと、今回 特に思いました。

だって、私達のからだは小宇宙なんだから、それいいんですよね。



施術させていただいていると、肝臓の温湿布(この方はひまし油湿布でした。)をしているだけで

内臓がゆるみだして、腰もゆるんで、固かった足までもが伸びてきて

からだの素直さに感動しました。

ぜひ、家でも温湿布をしてみてください。タオルを温めて乗せるだけの簡単な方法で

からだやこころの手当てをできるんです。


からだがゆるんでくると、心もゆるんでくるので

置き去りにされたまま、感じ取れていなかった感情なども出てきますが

涙になってでてきたりすると、さっぱりして、かえって元気になります。

私も気功をしたあと、わけもなく涙が出てきて、つまっていたものが出て行くのを感じます。

そのあとは、からだの中心がふわーっと柔らかくなって広がる感じがします。

またなにか、新しい楽しくていいものが入ってきそうな爽快感です。


腎臓・肝臓と共に、感情のお掃除も無理なくできる季節なのでしょう。

出して、さっぱり元気になりましょう。

2012-04-17 21:51:00

ティートゥリーのお手柄?!(インフルエンザ)

 
家族が1ヶ月間、会社の研修で合宿しています。

会社からの指定の準備物に、なんと!「うがい薬のイソジン」と「マスク」が必須とありました。

昨年の研修中、ストレスが多い集団生活なので、季節はずれのインフルエンザで寝込む社員が多かったそうです。(研修もハードなのかな)

そして、今年もやっぱりインフルエンザが流行したそうで、10数人がインフルエンザにかかったそうです。

ところが、家族から「ティーツリーはすごいわ!!」とメールがあって・・・

本人と同室のメンバーはかからなかったそうです。


インフル用ではなく、実は花粉症の予防にティートゥリーを持たせたのですが

それを塗っていたのと、貸し出しの加湿器を部屋に置いてあったのがよかったようだと

報告してくれました。

しかも、眠い時にもシャキッとするし、「ティートゥリーを持っていってよかった!」と精油の効果を実感してくれたようです。

きっと、成分的な作用だけでなく、香でストレスも癒されているだろうと思います。


赴任先にも精油のレスキューキットを作って持たせなくては^^

シングルオイルでは、ラベンダー、ペパーミント、レモン、ティートゥリーあたりかな。

それとストレスケア用に、パインとスプルース半々のブレンドを

10%濃度のロールオンにして作りたいと思います。

ロールオンは携帯できて塗りやすいので、本当に便利。


戦う戦士には、アロマセラピーは頼もしいパートナーになるとおもいます。







2012-04-04 13:30:00

ヘリクリサム ありがとう!!(アロマセラピー)

 
セッションの合間に、今朝の出来事をメモっておきますー


今朝、あたらしく購入したスライサーで、薬指の爪と肉の境目をちょびっとスライスしてしまった。

あと3時間後に午前のセッションがあるのにぃ~~~~っ!

ちょっと、焦る。


こんな時は、とりあえずラベンダー。近くにあったラベンダーをじか塗りしたけど・・・

いやいや、こんな時は「ヘリクリサム」だった。

あの、独特のにおいは得意ではないけど、優れものの精油です。

ヘリクリサムは、かなり深刻な傷や20年以上たった古い傷跡にもよいそうです。
(シュナウベルト博士曰く)

手のひらに1滴とって、傷に直接べったり染み込ませる。ヘリクリサムはしみません。
(ラベンダーはしみるけど)

それから、絆創膏をはって、そのまま朝の家事を続けました。

しばらくして見ると、出血はなく、傷もくっついたかのように見えました。

後は施術中、傷口に黴菌が入らないように、トリートメントに差し支えない最小サイズの

サージカルテープで傷口をふさぎました。


これで、午前のセッションは無事できました。 今は痛みもなくて、忘れているくらいです。


とにかく、ヘリクリサムは(別名エバーラスティング)

トリートメントにも、傷の手当にもレスキューな精油だということを身をもって経験しました。

原液でも皮膚に刺激のない、優しくて頼りになる自然の恵です。


うちにあるのはコルシカ産のヘリクリサムでした。

コルシカ島は、精油生産ではアロマセラピー専用にしか作っていない産地で、生産量も少ないそうです。

そんな話を、先日のセミナーで聞けたのも良かったです。

品質が良いので、作用も確かだったのだと思います。

もちろん、他の産地でもアロマセラピー専用に作られている精油は全て、人間のよきパートナーです。




私は使用していませんが、ロクシタンにはスキンケアラインにヘリクリサムシリーズがあるそうです。

でも、本物のヘリクリサムオイルって、生産量が少ないし高価だから

大手メーカーが一般向けに販売する化粧品の原料になるとは、とうてい思えないのですが・・・

世の中、何々成分配合ってうたい文句が多いですが

どんなものが(本物?)どの程度入っているかは、わからないんですよね。

だから、基礎化粧品は買わないです。

自分で作った方が、ずっといいものができます。

(最近では、偶然できた?!ミネラルファンデーションがなかなか良いできです。ウフフ)


ちょっと、ひとり言でした。

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